アダルトチルドレン と アルコール依 存症 依存症克服 共依存克服

アダルトチルドレン と アルコール依存症(08年11月1日大幅に書き換えました

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「 共依存 」   アルコール依存 からの脱出

ACを克服したいはこころ相談室
こころ相談室は元ACの自助グループ カウンセラーは全員元ACです。
アダルトチルドレンを克服する切り札
(次回開催2009年10月)
                   目次
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             1 アダルトチルドレン

             2 自己確認
  
             3 私は元アダルトチルドレン

             4 「生きにくさ」から抜け出す

             5 カウンセラーは選びましょう

             6 隠れたアルコール依存症

             7 勇気づけるためのブロ グ



1 アダルトチル ドレン

 「アダルトチ ルドレン・アダルトチャイルド」とは自己確認と自己成長のための言葉です。

 「家庭環境が機 能不全ならば必ずアダルトチャイルドに なる」というような「環境決定論」的なことを 信じないでくださいね。

 「アダルトチルドレンは、一生アダルトチルドレンだ。」なんて、救われない思いも抱かないでください。

 そんな「嘘」を信じちゃうと、その「嘘」に影響されて苦しくなっちゃいますから。

 自分のことを「アダルトチルドレン」だと自覚した方が楽になる人は そのように自覚すればいいし、

 逆にきつく感じてしまう人は、「自分はアダルトチルドレンなんかじゃない。」と思えばいいのです。


 アダルトチルドレン・アダルトチャイルドという言葉は、アルコー ル依存症(アルコール障害)の回復に取り組む自助グループやソーシャルワーカーの人たち の中から出てきました。

 アルコールの害に関わった人たちは、アルコール依存症の患者の家 族で育った人たちが似たような「生きにくさ」を感じて、様々な困難にぶちあたっているこ とに気づきました。それで、そのような人たちを「アダルトチルドレン(チャイルド)オブ アルコホリック」と呼ぶようになりました。

 そして、自助グループに関わる人たちは、さらに、アルコール依存 症の家庭ではないのだけど、同じような「機能不全家庭」とそこで育った「生きにくさ」を 抱えた人たちを発見したのです。

 そして、一まとめに「アダルトチルドレン(アダルトチャイル ド)」と呼びました。

 日本語でわかりやすく言うと「機能不全家庭で育った人々」と言え ばいいでしょうか?
共 依存で 苦しんでいる人と言っても良いかもしれません。

 機能不全家庭とは、共依存文化がはびこっている家庭なのです。

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2 自己確認

 アダルトチルドレンというのは、医学的診断名でもなければ、臨床 心 理学のあるパラダイムから出てきたカテゴリーでもありません。

 「自分の育った家庭は、とても暮らしにくい苦しい家庭だったし、 その家庭での様々な体験から、今『生きにくさ』を感じている。そして、そのような『生き にくさ』から脱出したいと思っている。」という思いの自己確認のためのラベリン グです。

 「アダルトチルドレンは一生アダルトチルドレンです。」なんて、とんでもない妄言です。「アダルトチルドレン」が自己確認のために単なるラベリングだと いう定義から思いっきり外れていますよね。

 まず、「アダルトチルドレン的生きにくさ」からは必ず抜け出せると 抜け出した私が断言します!

 私と一緒にアダルトチルドレンの自助グループ(現エンカレッジ)の仲 間たちも次々と抜け出しましたし、私のカウンセリングを受けた方々、SMILEなどの講座を受けた 方々も 確実に抜け出してらっしゃいます。

 


 私は、アドラー心理学を中心に学び、この「生きにくさ」から抜け出しました。

 もちろん、自分にあった道を探せばいいのですが、アドラー心理学の「柔らかい決定論」は アダルトチルドレンからの回復に、生きにくさの感覚の克服にと ても役に立つと信じています。

 アドラーが主張した「柔らかい決定論」は

 まず、人間が運命や遺伝や環境のように個人の力ではどうしようもないものに翻弄される無力な存在であると言うことを 否定します。

 私たちは、生まれた時にもらった遺伝や子どもの時の家庭環境だけに縛られる不自由な存在じゃありません。

  幼児期の出身家庭の環境は、その人に重大な影響を及ぼします(
人 間の精神生活の形成にとって最強の刺激は、幼児期のきわめて初期に由来する。」(「人間知の心理学」))が、

 その人の意志によって 人生を変えることは可能です。

 そのための道具が心理学には山ほどあります。

 遺伝や環境は重大な影響を与えるけど も、人間は「幸福になろうととする意志」によって、それを改変することができる というのが柔らかい決定論です。


  家庭環境の劣悪さに苦し みながら生きてきた人は、ある種の「苦しみ」を背負っています。

 両親のどちらかがアルコール依存症であったり、極端に支配的だったり抑圧的な親を持った人は、

 その影響を受けて 行きにくい癖(行動の癖、心理的癖)を山ほど持っています。

 なぜならば、極端に歪んだ環境の元で、自分を守るために、特殊な癖が必要だったからです。

 も ちろん甘やかされたり、過干渉だっったり、放任されて育ってきた人も同じです。甘やかしや過干渉も、子どもの自己決定を奪うという点においては、支配や抑 圧とまったく同じです。


3 私は元アダルトチルドレン

 私は、元アダルトチルドレンです。

 子どもの頃、びくびくと地獄のような日々を過ごし、

 胸にぽっかり空いたような虚無感を抱えて、大人になりました。

 自分に自信がなくて、他人が信じられなくて、「いつ、破滅的なことが起こるか」と常にびくびくしていました。

 就職してから、うまく人とコミュニケーションが取れなくて、仕事も上手にできなくて、苦しくてたまりませんでした。

 結婚してから、同居をすると 今度は、私の妻や私の娘を巻き込んだ形で 父が酒を飲んでは暴れ、それはひどい状態でした。

 私は、胸の穴が気になって気になって、ときどき「あああー!」と叫んでいました。妻がよく不思議がって「何を言っているの?」聞いていました。

 転記は35歳の時にやってきました。そして今はすっかりと克服して、心理カウンセラーとして、いろんな人の回復を援助しています。

 機能不全家庭の影響に注目してしまうのは、私自身が子どもの頃から家庭のアルコールの害で苦しんでいた、共 依存で苦しんでいたからです。

 また、僕が今まで会ったAC(アダルトチャイルド)の人は、例外なく、ひどい家庭の下で長年暮らし、大変なつらさを抱えている人たちばかりでした。(以 前のエンカレッジはACの自助グループだったのです。)

 その経験から言うのですが、

 自分がACであると思うことが少しでも、未来の幸福のためになれば、自己認識が楽になれば、そう思えばいいし、逆にきつくなるようだっら思わなければい いのです。

 これは重要です。自分がACだと思うことが、逆に苦しいのであれば、ACなんて元々砂上の楼閣なんですから自分がACだなんて思う必要はどこにもないの です。

 ましてや周囲の人を勝手に判断して、あの人はACに違いないとか。私の彼はACなんだろうか?などと思うようなことに使うのはとっても不適切だと私は思 います。

 ACは自分の自覚のためのレベリングにすぎません。

 私は一時期、自分のことをACだと思うことがとても自分のためになりました。不幸に向かう自分自身の「ライフパターン(ライフスタイル)」から抜け出すのにとても役に立ち ました。

 自分ばかり責めて、罪悪感の中に埋没していた私は、「あ、私はアダルトチャイルドなんだ。」と思うことで、罪悪感の海から抜け出すことができたのです。

 共依存を共依存と気づいて、そして共依存を不快に思うことから、私の回復は出発しました。


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3  「生きにくさ」から抜け 出す

 しかし、私た ちは「生きにくさ」のパターン から抜け出すことができます。

 抜け出す方法はいくつもありますが、
アドラー心理学の「横の関係」 を学ぶことも、一助になります。
 アドラーは「幼児期初期の経験は最強の刺激」だけども、未来に向かう意志によって、人間は人間を変えていくことができると言っています。「アドラー先 生、人間はいつまで成長することができるのですか?」と聞かれたとき、「ううん。死ぬ三日前くらいかな?」と答えたそうです。

  私は個人の自由意志による態 度決定によって遺伝や環境の影響を克服できることを明言してい るア ドラー心理学は、家庭の機能不全に悩まされてきた人たちにとって必要な心理学だと思うのです。
 
 とくに、「SMILE スマイル」の受講は、きっと役に立つはずです。機能不全家庭の中で育っ て、不適切な人間関係の結び方しか知らなかった人にとって、適切な人間関係の持ち方を練習することは不可欠です。

「SMILE スマイル」を受講すると今まで知らなかった人との交流の仕方が分かりま す。とても幸せな 交流の仕方です。

 もちろん、あまりにトラウマ的な負の遺産が重たくて、コミュニケーションのやり方は分かったけど できないと感じる方は 先に 心理セラピー などでトラウマ的な負の遺産を解消しておいた 方がいいでしょう。

 コミュニケーションを習ったあとで 心理セラピーを受 けても良いかも。

 ※例えば私は、周囲の人と本音でしかも理性的に穏やかに自分の要求を伝えあったり、自分の意見を伝えたり相手の意見を聞いたり、そしてお互いにすりあわ せて協力していくコミュニケーションの仕方を何も知りませんでした。

 ※私が知っていたのは、自分の感情が傷ついたときには、感情的に爆発することによって相手に復讐をしたり、自分の要求を通したり、相手を支配しようとす る方法でした。そうされてきましたから、自分が。

 そして不思議なことに、人との交流の仕方がかわると自分も変わるのです。自分を変えるやり方については「感情的爆発そしてその傾向の修正」にも書いていますので読んでみてください。

 「SMILE スマイル」を受けてもなお苦しい人はいるでしょう。そんな人は受講後にカウンセリング心理セラピーを受けてみて下さい。たぶん、楽になるでしょ う。

 近くのカウンセリングルームなどを探してください。近くにない人はこころ相談室の電話カウンセリングで心理セラピーを受けてみて下さい。

 SMILEを受けても、行動をなかなか変えられないと感じる人は、「ライ フパターン(ライフスタイル)」の「世界観」の中に根強い人間不信があるのかもしれません。依存的な「自己理想」があるのかもしれません。自分に は何もできないという「自己概念」があるのかもしれません。(あくまで例です。必ずそうだと言うことではありません。)

 勇気を出して、ライフスタイル分析を受けてみることです。そしてそれを変えていくためにカウンセリングを受けることをおすすめします。自分の本当の癖を 知ることは怖いことですけどね。

 あるいは、心理セラピーで、えい!と変えることです。

 ※近くに良いカウンセラーがいない人はエンカレッジに連絡してみてください。ライフスタイル分析やライフパターン修正のためのセラピーを電話カ ウンセリングで行っています。また、SMILE流の人間関係の取り方を電話カウンセリングを通して教えています。

  他人との交流の仕方や考え方のモデルにするための人たち(つまり、子どものころの影響力を持った家族)が不適切だった場合、子どもは大変な困難に直面しま す。

 ごく一部の子どもはそれでも自主的に幸福に生きていく考え方を獲得する(選択する)かもしれません。しかし、大部分の子どもは神経症的な考え方を選択 して、生きづらさを感じながら生きていくことになります。私はそうでした。


でも、大人になってからでも、他人とうまく交流していくやり方や楽に幸福に生きていく考え方を習得すれば(自分だけで獲得するすごい人もいるのでしょう が)、そんな子どものころの環境の影響なんて吹き飛ばしてしまえると思うのです。


 いままで私が会ってきた人の多くは、子どものころとんでもない家族と直面して生き てきました。そして話してみると、親の対応が驚くほど似ているのです。自分勝手な親が子どもに依存的な態度をとるとき、同じようなパターンをとるようで す。そんな親への対処法もこのホームページには載せています。

 「遺伝と環境の輻輳説」なんて信じた日には、自分の運命は変えよ うのないものになってしまいますが、なんたってアドラー心理学は「柔らかい決定論」です からね。何とでもできるのですよ。


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4 カウン セラーは選びましょう

  た だ、いくらアドラー心理学を学んだセラピストでも、過酷な条件の 中で生きてきた人に対する共感する力のない人はいるかもしれません。

 アドラー派であろうと、フロイト派であろうと、ユング派であろうと、ロジャース派であ ろうと、人間的な人生経験の豊かなカウンセラーと人生を語りましょう。

 私が昔教師だった頃、子どものきつい環境にしっかりと共感できる教師は少なかったものです。

 当時、私の境遇を話したときにも、しっかりと受け止めてくれた人はごくわずかでした。「親不孝したらいかんよ。」などととんでもないことを言う輩さえい まし た。

 どんなにひどい虐待が行われていたかが想像もできないのでしょう。虐待の中では、心理的な抑圧がもっとも、人生に影響を及ぼすと考えています。
 
 受け止めてくれた人は、同じようにきつい境遇を乗り越えてきて、差別や「障害」を持った子どもと絶えず共に歩んでいる人でした。

 人生のある場面で「きつ さ」を乗り越えてきていない人や社会の中の「不合理」や「きつさ」と向かい合おうとしていない人には、共感できないのかもしれません。

 私が昔カウンセリングを受けた時に、あるカウンセラーの態度は、とてもひどいものでした。「父親との関係を修復したい。」と思い相談をしたのですが、冷 笑で向かえられました。ひとかけらの 共感もありませんでした。

 逆説的なアプローチを試みたのでしょうが、私からはとても不快な態度に見えました。いくらたくさん本を書いて有名でも、きつい環 境への共感はできないのだなと思いました。

 とても悲しいことです。

 逆に、どんな流派のカウンセラーであろうと、家庭環境のつらさに共感してくれるカウンセラーは適切なカウンセラーです。

 私は教師をしていたころ、必ずきつい境遇の生徒と仲良くなっていました。もちろん、クラス全員に、私が昔、支配的でひどい体罰教師だったことと子どもの 頃に父親の 酒害で苦しんだことを話します。

 すると、ほとんど、きつい環境で苦しんでいる子特にいわゆる非行系の子どもが親しくなってくれます。彼らは私の仲間です。

  ひょっとすれば、私も非行に走ったかもしれないと思うからです。

 あのころの私は、ひどい状態の時には、ブツブツという幻聴さえ聞こえていました。精神病に さえなったかもしれない、自殺や事故で死んだかもしれないと思っています。

 私は生き延びた、生き残ったAC(アダルトチャイルド オブ アルコホリック)です。

 ですから、ある人が客観的に見れれば明らかに「自分の作戦」「自分の癖」で苦しんでいるとしても、ほんのちょっとでも笑う気になれません。

 その苦しみが 自分のことのように感じるからです。




5 隠れたアルコール 依存症

 アルコール依 存症と言うのは、アルコールが抜けると手が震え出してアルコールを飲まないとどうしようもな くなって、朝から晩までアルコール漬けになっているような人、と思ってませんか?

 はっきり言って違います。わ たしが知っているアルコール依存症の方、何人かいますが、みんなそんな世間の 一般像からはかけ離れています。

 もちろんそんな 人もいますが、大部分のアルコール依存症の方は他人から見ると正常な社会人としての振る舞いをしています。

 私の父もそうです。社会人としては立派に振る舞っていました。

 しかし、アルコール依存症のスクリーニングテストでは高得点をたたき出します。

 問題はアルコールによって人間関係を壊しているかどうかなのです。

 ですから、家族はみんな大変な思いをしていて、しかもそれを秘密にしているのです。近 所の人などは気づいていたりするのですが、本人たちはおおまじめで「秘密」を後生大事に守るのです。

 特に子どもなんかは誰にもしゃべりません。学校の先生にだって、一番の友人にだってしゃべりません。

 そして、「こんな家庭はうちだけだ。」と固く信じて その不幸な未来を思いやると気が遠くなるような思いでいるのです。

 もちろんアルコール依存症の方自身も不幸です。不幸だからアルコールに酩酊して、家族もいっしょに不幸の道に引きずり込むのです。一人で不幸の道を歩む のがさびしくてさびしくて仕方ないから。


 アルコール症かどうかはすぐ分かります。

 スクリーニングテストでチェックす ればいいのです。

 
僕の父親なんてものすごい高得点をはじき出しました。 もちろん彼も、一見正常な社会生活を送っています。

 定年退職するまで、仕 事を酔って休むなんて全くしませんでした。それでもアルコール依存症なのです。


 逆に言えばアルコール漬けになって病院に運び込まれるような人のほうがラッキーでしょう。

 前述したような形の隠れたアルコールの害に悩む家族は本人も含 めてなかなか転換のときが訪れないからです。


自分が、あるいは家族がアルコール依存症かどうか悩んでいる人はいますか?

そんな人のためにチェックできるホームページへのリンクもつけました。

下をク リックすると、久里浜式アルコール症スクリーニングテストをホームページ上で受けられます。

 
アルコール依存症かどうか をチェックするホームページ

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  僕 や仲間の経験からアルコール依存症の親などのように他人を操作しようとする人間 が家族の中にいる場合、どうすればいいかを僕なりにまとめてみました。

 子どもを操作しようとする親(対処法)を 見てください。 「幸せへのヒント」にもいろんな思 いを書きました。

 最近 (05/11/27)、機能不全家庭出身者がよく陥る、ゲーム(交流分析の用語 主に感情爆発を伴う破壊的交流パターン)を中心に、それをどのように修 正、乗り越えていけばいいかというページ「感情的爆発とその傾向の修正」を書きました。

 
ブログにもいろんな気づきと癒しの文章を載せ ています。

良かったら、読んでみてください。

こころ相談室のホームページにも、カウンセリングで人生 を明るいものにした方々の体験談など載っています。良かったら、どうぞ!



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