神よ 願わくは



神よ願わくは我に与えたまえ

変えられるものを 変える勇気を

変えられないこと を受け入れる忍耐を

そして その二つ を見分ける知恵を

 ( ライン ホルト・ニーバー ……バルト神学者 )


私がこのことばを初めて知ったのは、AA(アルコール依存症者の自助グループ)の伝統につながるアダルトチルドレンの自助グループに参加したときでした。

勇気づけの会でも、しばらくはこの祈りを 祈ってから始めていました。



「変えられるもの」とは何でしょう?

「変えられないこと」とは何でしょう?


まず、過去の出来事は変えられません。誰がどんなにがんばっても無理です。

この過去という 変えられないもの を一生懸命変えようと努力をすると 非常に不幸になります。人間として残念に思う気持ちは分かりますけどね。

例えば、あるひとは 過去にひどいことをした人たちを許せないと言います。過去のその出来事は変えられないのにです。許せなくなる気持ちはよく分かります が、残念ですが、「許せない!」と変えられない過去の 出来事にこだわっている間は不幸です。

自分の失敗した行動をいつまでも悔やむことも 不幸です。

罪悪感で自分を責め続けるのはもっと不幸です。

「残念な過去の出来事」にいつまでも悩まされることは、つまらないことだと思いませんか?

幸せへの道は 「許せない気持ち」を 解かすことです。

失敗を悔やむことをやめることです。

罪悪感を消し去ることです。

そうですね。一人で 不幸への道から 立ち返るのは難しいかもしれません。よかったら 誰かの力を借りて下さいね。(^-^)


他人も変えられません。

こんなことわざがあります。

「馬を水辺まで連れて行くことはできる。
しかし、馬に水を飲ませることはできない。」

子どもであろうと、夫婦であろうと、親であろうと、その人の人生はその人のものです。その人が考えて、その人が決定し て、その人が行動します。

私たちがその人に変わって決定してやることは不可能です。

そんな、不可能なことをやろうとして 他人をコントロールしようとすると、無駄なエネルギーを費やして、とてもとても不幸になります。

コントロールの道 共依存の道から抜け出て、変えられるものへエネルギーを注ぐようになることが幸せへの道なのです。


変えられるのは 「今」の「自分」だけです。未来は「今」の延長線上だけに存在します。

「変えられないこと」にこだわるのはやめて 「変えられるもの」を変えることに エネルギーを注いでみませんか?

それこそが、カウンセリングの役目であり、コーチングの役目なのです。

つい過去に向かってしまうエネルギー  つい他人に向かってしまうエネルギー

そんな自分を自分だけで変えようとすると とても困難を感じるかもしれません。

一人でがんばるのはやめて

よかったら、誰かの力を借りて下さい。

誰かの力を借りること、それは とても勇気ある行動だと思います。

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